震度4

何度か経験した地震のなかで今日のが一番揺れた。
ちょうど私は、家の中で一番安全だろうと思われるトイレの中にいた。
部屋では家内が「わー揺れてる」と言っていた。
私は、家具から離れていろと叫ぶ事しか出来なかったが、
すぐに出てみると、何も倒れていなかった。ほっとする。
我が家は高台のそれも崖の上に建っている。
隣の家の二階屋根が我が家のGLなのだ。
この崖が崩れたらと思うと地震がとても恐い。

二階で寝ていた息子は、
母さんが凄い勢いでベッドを揺さぶり自分のことを
起こしていると思った。といいながら
寝ぼけた顔だがニヤニヤしながら下りてきた。
台風でもかなり揺れる木造の二階なのだから、そうとう揺れたはず。
いくらなんでもあなたの母さんはそんなに力持ちではないでしょう。

いつ、どこで、何が起こるかわからない。
非常時の為の備えをしておこう。
来月から消防で働く寝ぼけ顔の息子の顔を見ながらそう思う。
人様を助ける前に、自分達が助けられる事になっては話にならない。

地震のついでにというのも何だが、ここで息子へ。
人様の為になる事をやりたいと消防の道を選んだ事を
父さんは嬉しく思います。立派です。
だが、いつも危険と隣り合わせの仕事です。
これから、人の生死にかかわることにたくさん直面する事でしょう。
人様を助ける事と同様に、いやそれ以上に自分の事も大切にしてください。
父親の正直な願いです。

本日は「プリムラ・ポリアンサ　ですよね？」の画像で癒されたいと思います。