ピカッ、ド〜ン、バチッが同時に。

8日(木曜日)夜7時過ぎの事です。
外はバケツをひっくり返したような土砂降り、
稲妻も光だす。
そのころ仕事中で、もちろんパソコンの
キーボードをパチパチとやっていた。
そろそろパソコンの電源を落しとかないとヤバいな
と思っていた矢先。
稲妻のピカッと、落雷のド〜ン、
部屋中の電気製品がバチ〜ッ...
爆弾でも爆発したんじゃないかと思う程のすっごい衝撃と同時に停電。


ア〜〜〜ッ、パソコンやられたかもしれない!?
これは近くに落ちたな!と思いつつ
真っ暗の中、懐中電灯を手探りで探し出す。
どれ位続くのだろうこの停電、と考えながら
窓の外を見る。 んっ!?近くでは既に電気がついている。
ブレーカーを上げるとすぐに蛍光灯がついた。
なんだ、落雷でブレーカーが落ちただけで停電ではなかったのか。


パソコンは大丈夫か? データは大丈夫か?
おそるおそる起動してみる。
お〜、モニター大丈夫。
本体、大丈夫。
外付けのハードディスクも、プリンター、スキャナ、
オールOK!!!!
ラッキ〜 よかった〜
ん、けど...ネットに繋がらない。
あ〜...モデム・電話・ファックスのラインが全滅。
このラインに電流が逆流してショートしたんだ!
それぞれコンセントを抜き差しして確かめる。
が、電源は入らず。やっぱり駄目か!
あ〜これじゃ仕事にならねぇ〜
30分前に今日送るべきデータは送っていたので
ま、今日はなんとかいいか。
明日朝イチで電話ファックスを買いに行き
その後モデムの手配をしなきゃ。
痛手だな〜。しかしパソコンの方のラインが無事だったのは
不幸中の幸いと思いつつ豪雨の中を車へと向かう。
落雷から1時間程なのに既にケーブルテレビの兄ちゃんが
駐車場横の電柱に登って修理をしている。話を聞くと
ここいら一体のケーブルテレビも繋がらないそうだ。


9日(金曜日)朝イチで電話ファックスを買って
事務所へと急ぐ。事務所駐車場前で凄い真実を聞く...
事務所の隣の電柱に落雷したそうだ!!!
え〜、それを聞いた瞬間身体が震えだす。
その鉄製の細い電柱自体は見たところどうもなっていない。
ほとんどの電流は地中に逃げたんだな。
逃げきらなかった電流が電線を逆流して来たんだ。


恐ろしい〜と思いながら、電話・ファックスを接続する。
が、やはりモデムは死んでいる。
電話でモデムの手配をするが、最速で日曜日着との事。
あ〜日曜日までネットに繋がらない、仕事にならねぇ〜


で、本日11日(日曜日)お昼頃モデム到着。
お〜やっと来た、接続、接続。
ん!? 繋がらない???どうして?
さっきまで繋がっていた電話・ファックスまでが繋がらない。なぜ?
壁のモジュラージャックをチェック。
わ〜ケーブルとモジュラージャックの接点が焼けている。
さっきまで、知らないとはいえ焼けてくっついていた接点を
そのまま使用していたから電話はなんとか繋がっていたんだ。
モデムを繋ごうと一度ケーブルを抜いた時に
その焼き付いていた接点を離したもんだから繋がらなくなったんだぁ〜


NTT故障サービスへ電話する。もちろん携帯から。
待つ事2時間弱、サービスの兄ちゃん到着。
お客さんの言う通りモジュラーがやられちゃってますね。
交換しときますね。
「雷の電流は何処に流れ込むか分かりませんからねぇ〜」と兄ちゃん。


いや〜ありがとう、助かったよ とお兄ちゃんを送り出し、
さ〜て、モデムの接続、接続。
と、そんなこんなでやっと通信系が復旧。
こうやってブログが打てています。


みなさん、雷が近そうな時には、コンセントだけではなく
壁の電話線のモジュラーも抜いた方がいいそうですよ。
NTTのサービスのお兄ちゃんが、そう言っておりました。


でも、しかし、自分の15メートル程の近距離に
落雷があるとは。。。クワバラ、クワバラ。
私のMacintoshの上に並んでいる、あのちっさな雷カンカンが
パソコンのラインを守ってくれたんだよ。きっと
ありがとう、誰から貰ったかも忘れたけれど、二匹の雷カンカン。
覚えていますか、↓ 以前紹介した「雷カンカン」。
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